子ども虐待とは何か
子ども虐待とは、子どもの心身に回復困難な傷を負わせる保護者の不適切な養育です。
2000年に制定された「児童の虐待防止に関する法律」では、子ども虐待を次の4つに分けて定義しています。
①身体的虐待
・子どもの身体に外傷を生じさせる、またはそのおそれのある暴行を加えること
②性的虐待
・子どもにわいせつな行為をすること・強いること
③ネグレクト
・十分食事を与えない、長時間放置するなど、必要な監護を著しく怠ること
④心理的虐待
・子どもに著しい心理的外傷を与える言動を行うこと
虐待の現れ方は多様ですが、いずれも子どもの人権を著しく侵害する問題として捉えることが重要です。
ある行為が虐待にあたるかどうかは、「子どもにとって有害かどうか」で決まります。
子どもの側からみてどうかの視点から判断し、子どもたちを守っていきましょう。