ネグレクトとその背景
子ども虐待における「ネグレクト」とは
・子どもの健康・安全への配慮を怠っている。
・子どもの意に反して学校などに登校させない。
・子どもにとって必要な情緒的欲求にこたえない。
・衣食住などが極端に不適切で、健康状態を損なうほどの無関心・怠慢。
・子どもを遺棄したり、置き去りにしたりする。
・同居人や自宅に出入りする第三者の虐待行為を放置する。
ネグレクトの背景には、消極的なものと積極的なものが考えられます。
消極的な背景
保護者の精神疾患や障害、生活苦に迫られてのダブルワーク
・保護者自身もネグレクトを受けて育てられたことによる養育能力の不足など
積極的なネグレクト
・きょうだいの中の特定の子どもだけが受ける場合
・愛情遮断
背景はどんなものであっても、子どもの実態から見て「ネグレクト」であれば、外からの援助は必要です。