虐待と事故の見分け方
アザや傷があることに気づいても、それを「虐待」とすぐに捉えることは難しい場合もあります。
実際、事故による怪我の場合もあるでしょう。
虐待と事故を見分けるにはどういう点に注意すればよいのでしょうか。
虐待と事故を見分けるポイント
①外傷の場合はその部位に着目する。
転んでできる部位(事故)とそうでない部位(虐待)があります。虐待の疑いがある部位は、手の甲、おしり、性器の周辺、腹部、背中、身体と顔の側面などが挙げられます。
②説明は一貫しているか
大きな怪我をするような事故の場合は、誰が聞いても何度聞いても同じ答えが返ってくるはずです。説明がクルクル変わるとしたら、虐待を疑ってみる必要があります。
③子どもの成長や発達との関係で不自然さはないかという視点も重要
例えば、ハイハイできない子は階段から落ちません。